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病院のあり方

 小児科医としてまだまだ若輩者で諸先輩方からすれば若造が何を一丁前にと思われるかもしれませんが、大学病院に入職し、さまざまな病院を渡り歩いているとそれぞれの規模の病院にとって身の丈に合った医療というのが非常に重要だと感じます。

以前勤めていた病院は1年365日、小児であればどんな病気でも受け入れるという信念のもと小児医療に邁進していました。

2次病院(入院が必要な子供や救急車で来る急性疾患も看る病院)であるその病院が担う役割というのは非常に大きく、救急車でもなんでも受け入れてくれる小児病院は少なく、夜間であれば2つ県を跨いで救急車が流れ着いたりといった事も稀ではありませんでした。

そんな病院でしたので冬の感染症の流行シーズンなどは外来患者が長蛇の列をなし、合間合間に救急車の患者を看ながら必要時は高度救命救急センターなどに搬送し、時には入院患者の急変で病棟に呼ばれる。。。といったことを夜間は一人の医者がこなしていました。

当然そういった業務を一人でこなすのは無理で、待ち時間が千葉県の某夢の国の人気アトラクションを超える様な時間になることも。

そうなると当たり前の話ですが、苦しんでる我が子が何時間も待合室で待たされている事に不満を持たれたご家族の方から厳しい言葉をかけられる事もありました。

こちらとしても限界まで速度を上げてやっていても外来の合間に救急車が来れば手は止まるし、病棟から呼ばれたら病棟に行かないといけないしでどうすれば良いんだ!って思ってやるせない気持ちになってもいました。

この話は昔の話で今では夜間も外来担当の医師が外来をみて、当直医が病棟と救急車等を看るという風に分業されているみたいですが、以前はきっと身の丈以上の医療をしようとして、つらい状態の子供やその家族に臨む医療を万全に提供出来ていなかったのでは無いかという思いもあります。

そういう経験があったからか、伊丹のおの小児科の小野先生が掲げる、身の丈に合った医療を行い、「全ては子供のために」といった考え方に感銘を受け、クリニックで出来る最短・最良の医療を子供たちに提供するお手伝いを出来ればと思い、この秋川西市に新たに開院予定の川西おの小児科・アレルギー科の院長として務めさせていただく事になりました。

開院してすぐは理想の医療を提供出来ないかもしれないけど、子を持つ新米パパ小児科として「全ては子供のために」をモットーに日々精進していけたらと思っています。


伊丹 おの小児科

川西おの小児科・アレルギー科
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プロフィール

きたお先生

Author:きたお先生
2019年11月1日開院の川西おの小児科・アレルギー科院長
娘と息子2児のパパ

きたお先生のブログへようこそ!日々感じたことやパパサイドの子育てについてゆるく書いていけたらと思ってます。たまには病気のお話も出来ればと思ってますのでどうぞよろしくお願いします!

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